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神奈川県川崎市幸区南加瀬2-6-8
南加瀬メディカルモール 1F

のどの症状・くびの症状

のどについて

のど

口腔や鼻腔、食道上部などの咽頭と気管上部にある喉頭までの範囲をのどと言い、摂食(食べる)、咀嚼(噛む)、嚥下(飲み込む)によって食べ物を食道や胃に送り込む役割のほか、肺に空気を届けることなども行います。ここでは、のどの痛み、違和感や異物感、声がかすれる、息苦しい、口やのどが乾燥しやすい、咳、痰、口内炎、できものがあるといった症状を訴える患者様が診療の対象となります。

口・のどの症状から考えられる疾患について

のどの違和感・異物感

違和感や異物感がのどにあるという場合、咽頭、喉頭、食道といった部位にできものがあるとか、炎症が起きているといったことが多いです。このような症状から連想される病気には、食道がんや喉頭がんもあります。これらはいずれもものが喉に引っかかっているような違和感を覚えます。また、消化器系の疾患になりますが、逆流性食道炎を発症している場合ものどのつかえを感じることがあります。

このほか、のどのつかえや何かしらの引っかかりを感じて、検査を行っても何の異常もみられないということがあります。これは、咽喉頭異常感症と呼ばれるもので、異物感は現れますが発声や飲み込みに異常はみられません。原因不明のため、不安やストレスの影響とも言われていますが、完全には解明されていません。

また、甲状腺やリンパ節といった首の器官が腫れるなどの症状が起きた際にのどのつかえなどを感じることもあります。

のどが痛む

一口にのどが痛むと言っても、痛む場所、安静時でも痛みが出るか否か、飲み込む際に痛みが出るかどうかで診断が容易につくこともあります。

痛みがあるという場合に考えられる疾患として最も多いのが咽頭炎や扁桃炎で、急性喉頭炎でものどに痛みを感じることがあります。そのほか、耳の下にあるリンパ腺の腫れによる痛みをのどの痛みとして感じることもあります。

なお扁桃炎は周囲に炎症が広がるようになると扁桃周囲炎や扁桃周囲膿瘍を起こすことがあります。このような状態になると腫れが強くなって顎が開きにくかったり、飲み込みにくくなるほか、ひどくなると呼吸が苦しくなることもあるので注意が必要です。

このほか、のどの痛みが現れる疾患で要注意な病気として急性喉頭蓋炎があります。これは空気を吸い込む時は開き、食物などを飲み込むときは閉じるという、のどの奥にある蓋のような器官で、この部位に感染などが原因で炎症が起きて、急激な腫れが見られると気道が塞がって窒息するケースもみられます。そのため、のどの奥が腫れている感じがする、声がこもるという場合は、速やかに診察を受けるようにしてください。

声がかすれる

大声などを出し過ぎるなどの酷使により、声がかすれたという経験をした方は多いかと思いますが、このようなかすれは一時的に声帯が炎症を起こしていることが考えられますが、この場合は心配する必要はありません。ただし、声がかすれた状態が何ヵ月も続く、だんだん症状が進行していく、繰り返し起きるという場合は、耳鼻咽喉科で診察を受けるようにしてください。

声のかすれについては、よく見られるのどの疾患でもある扁桃炎、咽喉頭炎、気管支炎のほか、ポリープや結節などのいわゆる〝できもの〟、あるいは喘息が関連していることも考えられます。そのほか、脳・脳神経の変性疾患や喉頭がんといったことが原因の場合もあります。症状が一過性のものではないと思われるのであれば、お早めに受診なさるようにしてください。

口内炎

口腔(口の中)の粘膜で起きる炎症のことを総称した呼び名が口内炎です。同疾患は、疲労やストレス、口の内側を噛む、粘膜を正常に保つビタミンが不足しているなど様々な原因で発症します。なお、口内の粘膜であれば、頬の内側や唇の内側、歯茎、舌など、いろんな部位に発生し、進行すると潰瘍ができることもあります。主な症状ですが、口内炎の患部に熱い物や冷たい物が触れるとしみるほか、食べ物が接触しただけでも痛みを感じるので、食事をとるのもつらくなることがあります。

口内炎については、とくにこれといった治療をしなくても数日で治ることが多く、痛みが強い場合は、炎症を抑える塗り薬などを使用することがあります。なお、口内炎がなかなか治らない場合は、ベーチェット病や口腔がんの可能性も考えられます。なおベーチェット病の場合は、外陰部の潰瘍や目や皮膚の炎症もみられる病気で、口内炎は全身疾患の一症状です。口腔がんで起きる口内炎は、初期症状のひとつで繰り返し起きるようになり舌にただれや腫瘤も現れるようになります。

のどが乾燥しやすい

のどが渇きやすい、いがらっぽいなどの症状が現れることを乾燥しやすいと言い、咳もよくみられます。このような状態になる多くの原因は、主にのどの炎症からくるものですが、鼻の疾患が原因で起きる場合もあります。なおドライマウスの症状から、考えられる疾患は涙や唾液の分泌量が減るシェーングレーン症候群、糖尿病などです。長期間(3ヵ月以上)に渡ってのどの渇きがあるという場合は、遠慮なくご相談ください。

くびの病気

耳鼻咽喉科は、脳より下の頭部、首より上の頸部で発症する病気も診療範囲になります。当院では、リンパ節や唾液腺といったくびの部分で起きる病気の診療も行います。主なくびの病気は以下の通り。

頸部リンパ節炎

頸部にあるリンパ節が細菌感染などにより炎症を起こして腫れている状態を頸部リンパ節炎と言います。多くは口や咽喉の細菌感染による炎症です。細菌による感染では、まず歯や口、咽喉の痛みなどの症状が見られ、その後くびに痛みのある腫瘤が触れるほか、発熱を伴うこともあります。なお、悪性腫瘍による腫れでは痛みはほぼない状態で、リンパ節が硬くなって、しこりのようになります。治療は主に対症療法で消炎鎮痛剤などを用います。細菌性の炎症の場合は抗生剤を投与することになります。ちなみに症状が強く出ている場合はステロイドを使用します。

唾石症

石(唾石)が唾液腺や導管の中に発生する病気です。唾石の大きさは、砂粒大のものから数センチあるものまで様々です。原因は唾液の性状の変化、導管の炎症、唾液の停滞といったことが考えられています。

症状としては、痛みを伴った顔の腫れが見られ、多くは顎下腺にできることから、顎の下に腫れが見られます。何かものを食べようとする、もしくは食べている最中は激しい痛みが出ますが、時間の経過と共に症状は消えていくようになります。

治療についてですが、小さな唾石であれば開口部からそのまま自然に流出されることもあります。ただ痛みを繰り返したりするのであれば小手術となります。導管内に唾石がある場合は、口の中で切開して唾石だけを摘出します。唾液腺の中にできたものは、腺体ごと唾石を摘出します。

唾液腺炎

唾液腺炎とは、唾液腺に炎症が起きた状態ですが、その原因は様々です。ただ多くの場合はウイルスや細菌の感染が原因であることがほとんどです。ちなみにウイルス感染で代表的なものが流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)です。なお、唾液腺炎を発症すると、抗菌作用、粘膜保護作用、消化作用などの唾液本来の機能が低下、症状としては炎症がある部分の腫れと痛み、口の中の乾燥、発熱、寒気、唾液の減少などがみられます。

治療については、細菌による感染症の場合は抗菌薬を使用します。ウイルス性のものでは解熱薬を投与するほか、安静にするなどします。

唾液腺腫瘍

唾液腺に発生する腫瘍で、多くは耳下腺で見られますが、顎下腺や小唾液腺などにも現れます。なお小唾液腺や舌下腺に発生した腫瘍は口腔内で症状が現れます。なお唾液腺腫瘍は、良性の場合が多いですが、舌下腺に発生した場合は悪性の腫瘍であることが多いです。

主な症状ですが、耳や頬、顎付近や口の中に、しこりができます。そして食べ物の飲み込みや、口を大きく開けにくくなります。そのほかにも、顔の痛み、顔の感覚や顔の筋肉の麻痺(顔面神経麻痺)などが起こることもあります。

治療を行う場合は手術による腫瘍の摘出となります。場合によっては、放射線治療や化学療法を併用することもあります。

住  所
神奈川県川崎市幸区南加瀬2-6-8
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川67「 横須賀線小杉駅方面」行き
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【58番のりば】川54「元住吉」行き
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